団体から個へ
時代の流れと共に、保育のあり方や、家庭からの要望も変わっていくわけです。私が幼少の時の幼稚園は、教育という部分はこれといって特に行っていたかも定かではありません。その分挨拶などのしつけや道徳的なところ、友達との接し方や、図工や音楽、踊りなどを通して、教育というよりむしろ、人との協調性などを多く学んでいた気がします。集団行動の中でのルールや、その中でのあり方など、逆に言えば社会に出てからの実践的なことが多かったのかもしれません。また、集団の中の一人であるという存在位置付けだったかもしれません。
時代も流れ、その志向も様変わりし、団体から個へと、親をはじめ、園側の考え方も大きく変わってきている傾向が見受けられるのも昨今の特徴です。「これが出来なくても、これが出来る」と言った、個を尊重する教育が導入されてきていることも最近の傾向のように思います。言い方を変えると、欧米諸国の教育方法が取り入れ始めていると言っても良いかもしれません。教育論は話し始めると終点がなく、選択肢が増えたからこそ逆に頭を悩ませてしまうという現象が起こっているのも事実です。最終的には各家庭で話し合うことが大切です。何が一番大事なのか、何を中心に学ばせたいのかということを話し合うことです。子供の成長は本当に早いものです。時期尚早に園を決めることはしないにしても、普段からどういったことを子供に教えていきたいのかという、教育指針はご家庭で話し合ったりして決めておかれると、実際その時が来た時に楽に園選びが出来たりするかもしれません。もちろんその選び方はそのご家庭次第ですので、時間の許す限り、実際に足を運んで園を見てみるのも何かヒントが得られるかもしれません。